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早期退職のための投資

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2009-07-31 (Fri)

上場FX業者の4~6月期決算状況。

上場FX業者の4~6月期決算状況。

正確には、純粋にFX取引のみを収益源にしている企業は少ないので、FX取引が主力の企業です。また、マネパはいつも決算が出てくるのが遅いので、今回は書き入れていません(後日追加するかもしれませんけど、面倒なので多分やらないと思います^^;)。さて、実際の数字を見て・・・ですが、全般的にどの業者も4~6月期は苦戦となっています。その理由(言い訳)も、揃って「ボラ低下で取引量が伸びなかったから」と同じ。マネパ...

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正確には、純粋にFX取引のみを収益源にしている企業は少ないので、FX取引が主力の企業です。
また、マネパはいつも決算が出てくるのが遅いので、今回は書き入れていません(後日追加するかもしれませんけど、面倒なので多分やらないと思います^^;)。

さて、実際の数字を見て・・・ですが、
全般的にどの業者も4~6月期は苦戦となっています。その理由(言い訳)も、揃って「ボラ低下で取引量が伸びなかったから」と同じ。マネパも、月次を見ていれば4~6月はかなり取引量が落ちているので、かろうじて黒字ぐらいの数字を出してくるんじゃないかと思います。

並べてみた中ではEMCOMが健闘していますが、ここはジャレコ時代に発行したMSCBの繰上償還請求に応えるだけのキャッシュが不足しており、継続疑義がついている状況ですから、見た目の数字に騙されてはいけません。
ここの傘下がリリースしているFONOX系のシステム(MJ・みんF・EMCOM)も、表向きはドル円スプレッドが1銭とか0.8銭とか良いことを謳っていますが、とにかくスベリまくるシステムなので、個人的には大嫌いです。
まぁ、スベるのはFONOX系だけじゃないですし、狭スプレッドを謳う業者は、何処もツルツルですけど^^;


4~6月期
FXプライム
ひまわりHD
トレイダーズ
HD
インヴァスト
証券
EMCOM
HD
マネースクウェアJ
FXプライム
ひまわり
証券
トレイダーズ
証券
インヴァスト
証券
EMCOM
みんなのFX
マネースクウェアJ
営業収益
961
1,542
1,010
1,393
1,760
245
営業利益
15
-83
-176
112
216
-68
経常利益
12
-118
-184
109
165
-65
純利益
3
-145
-221
52
35
-98
社債償還
 
 
 
 
-4,333
 
注意!
 
 
 
 
継続企業の
前提に
関する疑義
 


例えば、ひまわり証券が「スベらないシステム」と掲げていますが、そんなことがウリになること自体、この業界って何処かオカシイ気がします。そんなんだったら、ちゃんと企業の利益分だけスプレッドを確保しておいて、スプ固定でスベらない方がよっぽどマシだと思うのですが。
グレーに企業の利益を得るよりは、堂々と利益を確保する企業の方が好感が持てます。

各業者の裏側なんて個人のレベルでは全く分かりませんけど、ひまわりのような業者が赤字なのは残念ですね(といっても、私もあんまり使ってませんけど・・・)。
FXプライムの利益300万ってのも、なんかギャグみたい。100株持ってるので、個人的な事情からは笑っていられないんですけど、3ヶ月必死で働いて300万しか利益が残らないってのも悲しい・・・

インヴァストはくりっく365が主力でしょうから手数料もきっちり取ってますし、赤字回避できたんじゃないでしょうか。トレイダーズは下方修正の常習犯ですし、今四半期の数字もある意味納得。
M2Jは厳しいですね。トラップリピート以外にウリがありませんし、そのうちどこかに買収されそうな気がしてなりません。

今日もレバレッジ規制のニュースが出ていましたが、とにかくFX業界は今後生き残りの時代に入ります。レバ規制が25倍に制限されるまでの2年間で、FX業者の合従・連衡も十分あると思いますが、そうした動きを見込んだ株式投資も面白いかもしれません。


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* by はるた
エンコムの次はDMMあたりのキャンペーン狩りでもしようかな


Re: タイトルなし * by flowerPark
>はるたさん
1万円は大きいですけどね・・・
「DMM」からの書類がカミさんに見られたら何となく恥しいので、私はパスです^^;
FONOX系のシステムも嫌いですし。

2009-07-24 (Fri)

ヒロセ通商は、HiroseTraderを打ち切るかもしれない・・・

ヒロセ通商は、HiroseTraderを打ち切るかもしれない・・・

というのは、今日ヒロセ通商HPにアップされている以下の情報から。「三菱UFJ 信託銀行での信託保全開始のお知らせ」簡単にまとめると、Hirose-FX・Hirose-FX2・LionFXについて、現在の保全先であるOCBC銀行との信託契約を解約し、三菱UFJ 信託銀行に全額信託するというものです。OCBC銀行はシンガポールに拠点を置く銀行で、2009年1~3月期は減益になったものの、この金融不安下で5億4,500万SGDの利益を出すなど、ちゃんと黒字。ヒ...

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というのは、今日ヒロセ通商HPにアップされている以下の情報から。


「三菱UFJ 信託銀行での信託保全開始のお知らせ」



簡単にまとめると、Hirose-FX・Hirose-FX2・LionFXについて、現在の保全先であるOCBC銀行との信託契約を解約し、三菱UFJ 信託銀行に全額信託するというものです。

OCBC銀行はシンガポールに拠点を置く銀行で、2009年1~3月期は減益になったものの、この金融不安下で5億4,500万SGDの利益を出すなど、ちゃんと黒字。ヒロセ通商のHPにアップされている格付けも悪くない(変更がなければ)のですが、日本人にとっては「三菱UFJ」の方が断然安心感があります。

FX業界に多い三井住友銀行ではなく、わざわざ三菱UFJ信託を選択したあたりにヒロセ通商の意気込みを感じるところですが(しかも、関西の会社なのに・・・ね)、一方で取り残されているのがHiroseTraderでこちらは、依然として「新銀行東京」のまま。
かつては信託費用を節約するためか、外為オンラインやセントラル短資も信託先にしていた新銀行東京ですが、ユーザーにとってここが信託先であるということはやっぱり不安を拭えないですし、業者にとってもマイナス要素が大きいと思われ、殆どのFX業者が新銀行東京を去っていきましたが、HiroseTraderは未だにここ。


・・・、どう考えても力の入れ具合の差が歴然としていますし、このタイミングでHiroseTrader分を移管させないなら、やっぱしサービス打ち切りが近いと感じてしまいます。

SAXO系で値洗い方式を採用している業者の中では最も条件が良いだけに、ここがなくなるともうSAXOの値洗い方式はこの先使えなくなるかな・・・という気がしています。
DMM.com証券?ありえません。全く選択肢にありません、私には。


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2009-07-17 (Fri)

現状の相場観とポジション。

現状の相場観とポジション。

のんびり週一ぐらいで更新するこのペース、意外にいいかも知れません。7月に入って、株安・円安の流れもひと段落したようで、この一週間相場は下値を試しに行き、ドル円は91円台まで下落した後に現在は93円台と言う水準です。個人的には、ドル円90円台・豪ドル円69円台ぐらいでロングポジションを・・・と待っていたのですが、どうやらこの水準までは落ちてきそうにありませんし、押し目は逃したようです。今週、米企業の決算ラッ...

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のんびり週一ぐらいで更新するこのペース、意外にいいかも知れません。

7月に入って、株安・円安の流れもひと段落したようで、この一週間相場は下値を試しに行き、ドル円は91円台まで下落した後に現在は93円台と言う水準です。
個人的には、ドル円90円台・豪ドル円69円台ぐらいでロングポジションを・・・と待っていたのですが、どうやらこの水準までは落ちてきそうにありませんし、押し目は逃したようです。

今週、米企業の決算ラッシュが続いていますが、JPモルガン・ゴールドマンサックスともに好決算。今日もこのあと、CITI・メリル・バンカメ・GEと続きます。

ゴールドマンといえば、4-6月期の決算は四半期ベースで過去最高益となる34億3500万ドルの純利益。昨年秋からの積極策が功奏したらしいですが、金融危機は何だったんだ?って感じ。市場参加者のある方面では、危機を脱しつつあると喜んでいそうですけど、危機を引き起こした主犯格である米系金融機関がこうも簡単に利益を上げる姿は、私には喜べませんね・・・


株の方は若干ポジションを調整しました。
ディフェンシブの中で無意味にかぶっていた電力・ガスを少し整理。
金先物も軟調だったんで、金ETFを一旦はずしました。
現金のポジションを少し増やして、急落に備えているといった状況。
新しく買ったのは、FXプライム。ここの「ぱっと見テクニカル」は面白いツールです。これからFX業界ではレバレッジ規制がかかりますが、こうしたユーザーへの努力を行っている業者には生き残って欲しいと思います。応援馬券ならぬ、株券って感じです。



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2009-07-06 (Mon)

米・雇用統計がトリガーだった?

米・雇用統計がトリガーだった?

このブログを始めてから、1週間更新しなかったのは初めてかもしれません。一度、書かなくなると、中々次が書きづらくなるものですね。さて、為替市場の方ですが、先週木曜日に米・雇用統計が発表されてから、「景気回復期待の後退」や「リスク回避の動き」といったような理由で、トレンドが円高に傾いてきています。確かに、きっかけは雇用統計の数値だったんでしょうけどそんな理由は後付けで、相場は利確・反落のタイミングを伺...

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このブログを始めてから、1週間更新しなかったのは初めてかもしれません。
一度、書かなくなると、中々次が書きづらくなるものですね。


さて、為替市場の方ですが、先週木曜日に米・雇用統計が発表されてから、「景気回復期待の後退」や「リスク回避の動き」といったような理由で、トレンドが円高に傾いてきています。
確かに、きっかけは雇用統計の数値だったんでしょうけどそんな理由は後付けで、相場は利確・反落のタイミングを伺っていただけのように思えます。

実際、株も商品先物も為替も、3月を底に先週まで一貫して上昇し続けてきており、このトレンドが調整なく続くには無理があるはず(・・・と、ずっと思ってきて参入時期を逃してきたので、希望的観測がかなり含まれていますが)だ、と。
例えば日経平均は、バブル後最安値(終値)の7054円98銭(2009年3月10日)から、一時は10,000円を突破する水準まで回復しており、流石に「一気に上げすぎでは?」という気がします。

そして、週明けの今日も円高・株安の動きは変わらず。
ここで一発灰汁抜けナイアガラでも来ると再び上昇反転しそうな感じもありますが、ダラダラ下げるようだと、トレンドが完全に下向きに転換しそうなので、ちょっと警戒しています。
ここ2年ほど、7月~8月はリスク回避の動きが高まり、円が大きく買われやすくなっているので、用心するに越したことはありません(一昨年は本当に悪夢の夏休みでした><)。

もし今年もそういった状況が訪れるなら、今まで泣いてきた教訓を生かして、今度は「絶好機」ととらえられるよう、資金を機動的に動かせる準備をしておこうと思います。


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