確かに、建設途中で放置されているビル等の姿がたびたびTV番組で放映されるなど、サブプライム・ショック以降、ドバイへの投資資金流入はかなり細っているんだな~とは、全く他人事として記憶の隅にはあったのですが、またしても「○○ショック」が私の資産を脅かすことになろうとは・・・まぁ、今回の場合は株でそこそこのダメージと、リバウンド狙いで中途半端な位置からロングしたクロス円のロングポジションが、金曜日の朝のナ...
確かに、建設途中で放置されているビル等の姿がたびたびTV番組で放映されるなど、サブプライム・ショック以降、ドバイへの投資資金流入はかなり細っているんだな~とは、全く他人事として記憶の隅にはあったのですが、またしても「○○ショック」が私の資産を脅かすことになろうとは・・・
まぁ、今回の場合は株でそこそこのダメージと、リバウンド狙いで中途半端な位置からロングしたクロス円のロングポジションが、金曜日の朝のナイアガラで刈られたぐらい。損失額も、痛いには痛いですがギリギリ許容範囲内でした。
ただ悔しいのは、ロスカットされてから為替相場は「いつものように」反転していくこと。
株にしても、FXにしても、これまでの経験上自らの判断(というより、値ごろ感での安易な買いや、リバウンド狙いなどの逆張りなど感覚的なトレード)で行った取引は、悉く失敗してきたはずなのに、同じことを繰り返しているのが情けない。
今回のような下落は、年に2~3回しかない千載一遇のチャンスなのに、これを生かすことが全くできていないのが、やっぱり適当にしか資金・資産管理出来ていない証左ですね・・・
ドル円は一時84円台をつけて、ようやくスカポンタン藤井も為替介入を匂わせるようになってきました。今、デフレに再び突入した日本経済に対して即効性のある経済対策を考えるなら、執行停止した今年度の補正予算約3兆円で、為替介入してみたらどうでしょうか。訳の分からん道路やダムだったり、全く日の当たらない基金として積まれるより、私にとっては色んな意味で有難いんですけど・・・
そして、考えないといけないのは、今後の資産運用です。
ドバイの債務は、政府系持ち株会社「ドバイ・ワールド」と、その傘下の不動産開発会社「ナキール」等の債務合計で約590億ドルと報じられていますが、簿外債務を合わせた債務総額は約900億ドルになるとも言われており、このドバイ・ショックが世界的な景気の二番底への始まりなのかも知れません。
ドバイへの支援について、真っ先に候補に挙がっているのが同じUAE(最近、ア首連って呼称は死語ですね~)のアブダビですが、現在のところ全面的な債務引き受けには否定的のようですし、デフォルトリスクは結構高いようにも感じます。
この債権の多くを、英国を筆頭に欧州各国が保有しているらしいので、もしデフォルトに至れば欧州金融が混乱するのは必至です(邦銀も約1,000億円規模で保有しているらしいですけど、何とかこなせる範囲でしょうか)。となれば、世界経済は確実に二番底に向かうでしょうし、今の株価に割安感を感じるからといって、安易に「買い」に走る時期ではないのかも知れません。
もはや躊躇して居られません。
最悪の事態が来たとしても、(特に精神的に)損失に耐えられる程度に、まず株式への投資額を現在の2/3以下に落とし、リスク回避を図ろうと思っています。
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この言葉以上によくわかります、自分も独り言でよく言っています、本当にビックリする位ロスカットしてから反転するんですよね。