「主として人民元建て債券に実質的な投資を行う国内籍の投資信託」
という触れ込みですが、『人民元建て』というだけで無条件に反応してしまう。
そして、今日パインブリッジ・インベストメンツが、
毎月決算型の「パインブリッジ・チャイナ債券ファンド<実質中国人民元建て>」をスタートさせます。
紹介されている特色を読むと、
原則として米国ドル建て(香港ドル建て)で発行されている中国債券に投資を行いますが、NDF(ノン・デリバラブル・フォワード)等を活用することで、実質的に中国人民元建て債券に投資を行うのと概ね同等の投資効果を得ることを目指します。
とある。
・・・それで「実質」なのね。
基本的に直接人民元を扱うわけではなく、あくまでデリバティブ経由。
一方のDIAMの方はというと、
主として中国本土以外の市場で発行または流通している人民元建て債権を投資対象とします。
また、人民元建て預金、人民元建て短期金融資産のほか、人民元関連のデリバティブ取引(スワップ取引、NDF取引)などを活用する場合があります。
とある。
専門家ではないから断定できないが、基本構造は同じと解釈してよさそう。
双方とも、規制緩和次第で内容が大きくかわってくるでしょうけど。
内容は若干違いがあって、
パインブリッジは格付けBBB以上に投資(平均A~A-)
DIAMは格付けAA-以上としている。
利回り重視か、安全性重視かで選択の余地があります。
まぁ、中国の「安全」ほど信用できないものはありませんが。
また申し込み手数料も、
パインブリッジが1.05%~3.15%(SBI)であるのに対して、
DIAMは0.525%~1.05%(マネックス)と、私のような貧民に良心的。
分配金は、パインブリッジが毎月分配で、DIAMは年2回決算。
特に毎月分配が欲しいとは思わないし、総合的にDIAM人民元債券ファンドに少し預けてみることにしました。
今後も中国を中心としたアジア債権への投信が次々と設定されていくでしょうから、急ぐ必要はないと思いますが、やっぱり初物をちょっとかじってみたい誘惑に負けました。


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最終更新日 : -0001-11-30
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2011/02/11 16:09 お役立ち情報